恋。

「ヒカルくんのことが好きなんでしょ?」

「うん。好きよ。」

意地悪のつもりで聞いたのに彼女はあっさりとにっこりと
いとも簡単に認めてしまった。

まるで
『人が人を好きになることに恥ずかしいことなんてある?』
と、逆に問われているようだ。

彼女はいつもそうやって自分の感情を出し惜しみしない。
それがうらやましくもあり、嫉ましくもあり。

近いうちにきっと彼女は彼に告白をするだろう。
どんな結果でも受け入れる、強いまっすぐな目をして。


0コメント

  • 1000 / 1000