その果てに

その果てに君の名前を呼んでみても
微睡みの海が声を遮っているようだ。
その海にさえ嫉妬してしまいたくなる。
私の声を聴いて。応えて。
激しさのあとの静けさが怖いのはきっと何の証もないからだ。
欲しい証を君は与えてはくれない。

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